ピアノ弾き語りレコーディングをしようとしたら

最近コード譜だけ作れるようになったんです。

 

手書きの楽譜だと見づらいし書き込みも迷ってしまう。

 

一時期フィナーレという楽譜作成ソフトを購入しようか考えていたのですが

 

ミューズスコアという無料のソフトを使ってみて、 とても使いやすかったので

 

しばらくはお世話になろうかなと。

 

 

そして最近やっと使い方のコツがわかり、この間完成させた優里さんのドライフラワーのcover。

音符をたくさん見るよりコードで直感的に弾く方が好きなので。

コードだけの楽譜ですが。

 

 

何回か練習を重ね、いざレコーディング…というわけにはいきませんでした。

 

マイクとキーボードが遅延する不具合…

しかもなぜかかけてもいないリバーブがバキバキにかかっているではないか。

 

そういやこのナゾのリバーブを部屋の反響と思ってこの前リフレクションフィルター(吸音材)を買ったのに

 

部屋の反響が原因ではなかったようです。

 

パソコンのスピーカーからだと一切反響しないドライな音なのに。

 

繋いでいるインターフェースに原因があるのかしら。

 

検索して調べてみると、プラグインを挿しているのが原因だとかバッファー数値を下げるといいとか。

 

全部確認していじってみたのですが、何にも変わらない。

 

やまびこの様に遅延する声とピアノ。

 

二時間の格闘の末、一応遅延したままでもなんとかデータにはおさめ

納得いくようなレコーディングは諦めました。

 

原因を突き止めるか、レコーディングスタジオを借りるか。

 

弾き語りレコーディングができるスタジオを調べると、まあお高い。

 

何だか家にある機材がもったいない気がして、やっぱり原因を突き止めようと思いました。

 

いつも行っている楽器屋さんに今度行く用事があるので

そこで聞くことができそう。

 

ひとまず機材を片付けて、水分補給。

 

滝のように流れる汗、そして疲労

 

失敗も無駄ではないよなと言い聞かせつつ、さきほどの録音データを開くとやっぱり

遅れている。

 

とても聞けるようなものじゃない。

 

しかしハッとひらめきました。

 

タイミング補正すればいいじゃないかと。

 

もはや弾き語りレコーディングの意味が分からなくなりそうですが。

 

少しだけやってみよう。

 

微調整で聞きやすくなったワンフレーズ。

 

しかし数十分でワンフレーズ。

 

タイミング補正は慣れていないので遅れただけと信じたい。

 

ふとピッチ補正も含めると途方もない作業であることに気づき、叫びたくなってしまう黒川。

 

でもこれも意外と楽しいかも。

 

いや、やっぱり弾き語りした音源をそのまま皆様にお届けしたい。

 

今日は慣れないことだらけでぐったりしてしまったので、ゆっくり休もうと思います。